日野 デュトロのDPF洗浄をしました

洗浄を行った経緯

脇地運送様よりDPF洗浄のご依頼いただきました。

ディーラーで清掃・洗浄をされたが、弊社の洗浄サービスと比較してもらうためDPF洗浄を行いました。

日野 デュトロ DPF警告が点灯

主に広島市内等、近場の配送を行っている車両。

1日の走行距離も少なく、発進停止の繰り返しが多く、DPFの自動再生も十分機能しないようです。そのような状態を繰り返すことでDPFが詰まり警告灯が点灯した。

このような状態になると、ディーラーでトラックにコンピュータをつないで強制的にDPFを再生させるのですが、次に詰まりが発生すると強制再生も出来ないくらい詰まっているようです。

洗浄の様子1

予備洗浄で大量の煤が出てきたがアッシュがあまり出てこない。

DPFの詰まりは、煤を再生(燃やす)することで発生するアッシュ(灰)が詰まることが多いのですが、予備洗浄で受けた水の中にアッシュがあまり出てない。

数回、予備洗浄を行うが出て来るのは煤ばかり。

ススの塊が水面に沢山浮かんでいます。

予備洗浄を終え、洗浄機に入れ本洗浄に入ります。

マフラーが大きくて、洗浄機に入りきらないのでホースをつないで、マフラーの上部から洗浄液を流し循環させます。

流し始めるとすぐに洗浄液が煤で真っ黒になりました。

洗浄の様子2

洗浄機で一晩洗った結果

煤も流れて、底が見えるくらい洗浄液もキレイになりました。

濯ぎ

洗浄液と中に残ったアッシュや煤を洗い流します。

ここでも出て来るのは煤ばかり。アッシュの詰まりではなかったようです。

マフラーから出てきたススやアッシュは環境に配慮し、適切に廃棄処理をしてます。

3回ほど濯ぐと煤が出なくなったので乾燥へ移ります。

乾燥・仕上げ

マフラーに送風機をセットし空気を送り込みます。

乾燥が進んだ段階でマフラーの入口と出口で風速を測ります。DPFが詰まっていたら入口と出口で風速に大きな差が出ます。

右がマフラー入口の風速、左がマフラー出口の風速

風速に大きな差がないので詰まり解消です。

ディーラーで取付してもらった際に計測してもらった差圧(DPFの前と後の圧力差)

洗浄前:15 洗浄後:6

時間を頂いて今回の洗浄の感想を金子社長様に伺ってみたいと思います。

今回のようにDPFでお困りの方、お問い合わせお待ちしております。

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